人材採用において大切なことは、適材適所です。「適材」とは、人の能力やスキル、素質に対する判断を指し、「適所」とは、会社の仕組みの構築やビジネスモデルとの連携を指します。 今日は「適所」について考えてみましょう。その人の才能を見分けられるかどうか、その判断は経験だけでは不十分であり、理論に基づいているかどうかが重要です。 1.結果にフォーカスしている人プロセスで報告するのか、結果で報告するのか。この違いが重要です。...
思い込みで経営しない!言葉にして伝える
マネジメントで重要なのは基準です。理念など、目に見えないものが多く存在しますが、見えないものをいかに共有するかが非常に大切です。 その共有の根拠となるのが基準です。多くの人が口頭で伝えますが、私は書面で記録することが重要だと考えています。たとえば、JFOLKSではクレドを壁に貼り、朝礼で唱和しています。 朝に言ったことと夕方に言ったことがコロコロ変わると、信用を失ってしまいます。...
見逃すな!凡ミスの連続という危険信号!
凡ミスが起きるのは通常のことですが、それが連続する場合は注意が必要で、見直した方が良いでしょう。 根本的な何かがバグっている可能性があります。 華僑では、「門学」に基づくと、体と心が繋がっているという考え方があります。体に不調があると、嫉妬や怒りといったマイナスの感情が生まれやすくなります。 そのため、仕事の改善よりもメンタルの改善の方が、自然と結果が良くなることが多いです。 まず一つ目は、体調の管理です。全ての臓器は、能力に影響を与えます。...
ビジネスも子育ても、人間理解が土台
ビジネスを極めたいなら、まずは自己理解を高めることが重要です。 これは子育てにも共通しています。自己理解と、それに基づく他人理解を一致させることが大切です。 よく「他人を知ろう」と言いますが、その前に自己理解が大事なのではないかと感じます。 門鑑定では自己認識と一致している人は2割以下です。周りに求められている自分を、自分だと思い込んでいるのではないでしょうか。 以前、子育てのセミナーを行った際、マネジメントと子育てが共通していると感じました。...
継続は力なり。その前提は?
継続には以下のポイントが重要です。 1.検証基準を持つべき 例えばSNSの運用でも、ただ継続するだけでは意味がありません。ちゃんと目的に沿っているかを検証する必要があります。検証しない継続は意味がありません。 2.やめる基準を持つこと 始めるときにやめる時期を決めておくことが重要です。例えば、SNSなら「2ヶ月やって結果が出なければやり方を変えよう」といった基準を持つことです。 人材採用においても、何を基準にするのかを明確にしておきましょう。1つのやり方で結果が出ないことは多いです。...
なかなか部下に仕事を任せられない人!理由と対策
なぜ人に任せられないのでしょうか? それは、任せて失敗した場合、その責任が自分に返ってくるからです。 また、部下を完全に信用しきれていないからです。では、どうすれば良いのでしょうか? 1.任せる勇気Aが今やっている仕事をBに任せるのは不安かもしれません。しかし、なぜAがその仕事を任されたのかを考えてみてください。今はできていることも、最初はできていなかったはずです。 慣れるまでに時間がかかり、ミスもあったはずです。だからこそ、新しい仕事を任せるときは、慣れる期間が必要です。任せない限り、できるようになりません。...
部下育成の鍵(伴走)
前提として、あなたにとって当たり前なことが部下にとって当たり前ではないことを理解する必要があります。 知識、視点、経験や情報の差があり、理解や反応のスピードも異なります。 そのため、人によって行動に至るまでの時間がかかることを理解することが重要です。 また、経営者によって何を大事にするかの理念も異なります。 たとえば、「みんなで楽しくやろう!」という人もいれば、「俺についてこい」という人もいます。 大事なのは、部下に言語化して伝えているかどうかです。...
【チーム効率瀑上がりの4つのポイント④ 見切り発車する】
目的地が決まっていないのに出発し、北に向かっていて「南だった」となるのは良くありません。 しかし、完璧主義な人も多いので、100点を目指さずに進めていくためには見切り発車が大事です。 現実には100点になることはないので、まず次のステップを踏みます。 1.形から作る(30〜40点)2.成果を出している人のTTPを参考にして肉付けする(70点)3.時間があるときに知識を学んで完成させていく ビジネスで大事なのは70点を常に取れる、そしてキープできることです。...
【チーム効率瀑上がりの4つのポイント③ 目的意識】
チームの効率が悪いと感じたり、迷走していると感じた時に「とりあえずやってみよう!」となることが多いです。 見切り発車は悪くないですが、前提条件があります。それは、目的があることです。 「何のため?」とどんどんツッコミを入れることが大事です。 たとえば、「Tik Tokが流行っているからうちも始めよう」と思った時、何のためにやるのかを考えます。 「サロン入会のため」と答える場合、その内容がサロン入会につながるかを確認します。目的に繋がることをしているかを常に考えます。...