リーダーの条件②信

リーダーの条件②信

信とは「信用」です。部下との信用を構築するためには、「有言実行」がキーワードとなります。有言実行には3つの方面があります。 ①「能力」の有言実行 働きやすい環境を整えたり、学びのチャンスを提供したりすることで、リーダーの能力を部下が認め、「この人すごい!」と思われることが大切です。 しかし、これだけでは信頼構築は不十分です。 信頼構築の土台となる要素であり、入り口として「この人すごいな!」と認められることが重要です。 ②「行動」の有言実行 部下に要求したことを自分も実行しているかどうかが問われます。...

リーダーの条件①智

リーダーの条件①智

智とは知識ではなく、智恵を意味します。これは、知識の使い方を知っていることも含みます。知識を使う能力を智恵と言います。 知識は断片的なものが多いですが、系統的にまとめられないと使えません。同じカードでも出す順番によって結果が変わるように、同じ知識でもすぐに忘れてしまう人と忘れない人では何が違うのでしょうか? 知識を大量に取り入れたからといって、使えるわけではありません。知識には体系があり、4段階に分けられます。 第一段階「情報」ニュースや財務帳票、図書館の文献など、知識になる前の情報です。...

時代のルールの変化に気付いてください

時代のルールの変化に気付いてください

「周りのために何かできることはないかな?」を口癖にしてほしいのです。 相手の取り分を考えることが必須の時代になっています。はっきり言って、ギバーでない人は生き残れません。報酬の分だけやればいいという人は、テイカーの考え方です。 今の時代に求められるのは、「今の課題は何なのか!?」を考えられる人です。課題が複雑な今の世の中で、自分で能動的に考えられる人は必要な人材です。 効率化の課題から、激変に対する対応という課題に変わりました。そのため、評価の基準も労働時間から価値の創造に変わっていくのは間違いありません。...

経営者必見!ビジネス参入のハードルと注意点

経営者必見!ビジネス参入のハードルと注意点

新規事業の相談をよく受けます。 「参入ハードルが低いから、簡単に始められますよ。」 と言われたら、疑ってください。 もし本当なら、その競争に勝てるのでしょうか? 参入ハードルは高ければ高いほど利益は出ます。 例えば、飲食店と不動産のどちらが参入しやすいでしょうか? 雑貨を売るのと車を売るのと、どちらが利益が高いですか? 新規参入が増える=競合が増える。 だからこそ、みんな自分のビジネスの参入ハードルを上げる努力をしています。 では、どうやってハードルを上げるのでしょうか? ①資金…資本...

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経営の真髄

経営の真髄

多くの人は走り出してから走り方で努力しますが、私はどのレースに参加するか、その準備に時間をかけています。 選択や準備をしっかり整えることで、行動が楽になります。楽観的に準備をしていると、後で困ることが多いです。 最悪の状況を考えて準備することで、楽観的に行動できます。「毎日今を一生懸命やっていれば次につながる!とにかく動くんだ!」と熱く語る人もいますが、そのためには事前準備をして進んでいくことが大切です。 面倒なことから逃げず、一生懸命という言葉に頼らないことが重要です。...

視点を変えれば経営はうまくいく

視点を変えれば経営はうまくいく

経営をしていると、2種類の人間に出会います。 一つは「コト」を優先に考える人です。人間関係よりも、物事が正しいかどうかを基準にしています。 もう一つは「人」を優先に考える人です。他人からの評価を大切にしています。 どちらも必要です。「コト」を優先する人は、戦闘力や実行力が強く、ぶれません。ただし、時には場の空気を読まないことがあります。 「人」を優先する人は、コミュニケーション能力が高く、柔軟に対応します。しかし、承認欲求が高いので、悪い時には問題解決よりも自分が悪くないと言い訳します。...

どんな人が育てがいがあるか

どんな人が育てがいがあるか

大前提として、会社の価値観と一致しているかどうかが重要です。最初はそれほど気にならなくても、会社が成長するにつれて、その人が上に行けば行くほどズレが生じ、いずれ問題となる可能性があります。 以下の4つの特徴を持っている人を採用しましょう。 ①自走力がある仕事は与えられるものではなく、自ら取りに行きます。問題に気付いたら見て見ぬふりをせず、自ら問題解決に取り組む人です。 ②成果を基準で考える売上を上げた、商談件数を増やしたなど、頑張ることをアピールするのではなく、成果を出すためにどうしたら良いかを考える人です。...

早く部下を育てるための5つのステップ

早く部下を育てるための5つのステップ

①自分がやる、あなたが見る売り方を教えたいなら、売れた結果を見せます。ゼロからイチへの瞬間を見せた後に、初めて「なぜ売れたと思う?」と声をかけます。 先に答えや理論を見せても、頭に入らない。大事なのは、部下に興味を持たせることです。 たとえば、マジックを先に見せると「なぜ?」となり、その後に答えを見せると「なるほど〜!」と納得します。 部下が興味を持って学ぶと、全く違った結果が得られます。 ②自分が話す、あなたが聞く。具体的に伝えることが重要です。武勇伝を語るのは禁止。部下にはストレスにしかなりません。...