ビジネスにおいて、順調な時、好調な時、不調な時に何をすべきかで、どこまで持続できるかが変わってきます。 今の成果は、自分の能力の結果でしょうか? それとも、運良く時代の流れに乗れたからでしょうか? このどちらなのかを見極めることが重要です。 気づいたら飛んでいた、なんていう状況は危険です。 しっかり着地を考えていますか? わかりやすい例が、お笑い芸人です。 長く続けるためには、バズった時こそ一番危機感を持つべきです。 バズる前に、しっかり設計をしているかどうかが鍵になります。...
勘違いしてない?時代が変わっても本質は変わらない
「物を売る時代は終わった」「サービスが大事」と今よく言われています。 知っている人も多いですが、勘違いしている人も少なくありません。 では、サービスの本質とは何でしょうか? 態度や親切、丁寧さでしょうか?もちろんそれらも大事ですが、これは付加価値であって、決定要素ではないのです。 私が考えるサービスの本質は「問題解決」です。 これはどんな時代になっても変わらないことだと思います。 お客様が悩んでいることを解決できるからこそ、商品やサービスを購入していただけるのです。 そして、それが他よりも優れているから選ばれるのです。...
成長したいならまずは環境整理から!!深く付き合ってはいけない人
ビジネスをしていると、人との付き合いがどんどん広がっていきますが、その中には深く付き合ってはいけない人もいます。 よく言われるのが、「あなたが深く付き合っているトップ5人が、あなたの未来のレベルを決める」ということ。 それほど、誰と深く付き合うかが重要です。 自分より優れた部分を持つ人と付き合うべきだと思いますが、たとえ能力があっても、付き合わない方がいい人も存在します。 ① 「相手の取り分を考えない人」 このタイプは、自分に与えてくれない人です。 ビジネスの本質は、価値の交換です。...
怒りとの付き合い方
怒りを抑えるのが難しいのはなぜでしょうか? 実は、怒っている状態から静まるまでにはたった6秒しかかかりません。 それなのに、短い時間で我慢できずに攻撃的な言葉を発したり、後で後悔するような行動をとってしまうことがあります。 怒りは本能の一つであり、防衛反応です。 自分を守るために怒りを相手に伝えることで、危険を知らせようとするのです。 しかし、相手も同じ人間です。 こちらが怒りを伝えると、相手も自分を守るために怒りで反応してしまいます。 簡単に「ごめんなさい」とはなりづらく、怒りは破壊力も大きく、さらに拡散力も強い感情です。...
努力は技術
努力はもともと好きではありません。 自分から積極的に動くタイプでもないからです。 でも、ここぞという時には必ず必要だと思います。 努力は一つの技術だと考えています。 言語を学ぶのと同じようなものです。 私も最初に日本語を覚えて、日常生活ができるようになるまでとても大変でした。 でも、その努力がずっと続くわけではありません。 ある程度日常会話ができるようになると、努力の量はぐっと減っていきました。 努力も、どこで集中して行うかが大切です。 最初が一番辛く、多くの人がそこでつまずいてしまいます。...
プレイヤーからマネージャーになる時の注意点
スポーツの世界では、選手からコーチになる時に、相手がボールから人に変わります。 変わったのは2つ。 行動の対象と結果の出し方です。 今までは自分が結果を出せばよかったけど、これからは他人を通して結果を出さないといけません。 この2つのルールが変わったことを理解しなければならないのです。 では、どう解決するのか?ポイントは2つです。 ①業務の内容の標準化 自分が出してきた結果を言語化し、教科書を作ることです。 ②メンタルのケア どうすれば相手の心をケアできるかを考えることです。目的は、相手に結果を出させるためです。...
素直さは人間最大の知恵
最近、会社で「人材採用で一番大事にすることは何か?」という話題がありました。 私が大事にしているのは「素直さ」です。 素直さとは、「あらゆる刺激を受け入れる力」のこと。 この力は3つに分けられます。 1.環境の変化 会社の方針や方向性に従って行動していく中で、環境が変わることもあります。 その変化に対して、柔軟に対応できる素直さがあるかどうかが重要です。 2.他人の意見 成長するためには、自分に足りない部分を認めて、他人の意見を素直に受け入れることが必要です。聞く耳を持ち、前向きに吸収できるかがポイントです。 3.自分...
管理職の面接、何を聞きますか?
採用の失敗は、後からの教育でカバーするのは難しいです。 社員が入社してから「思ってたのと違う…」と苦労するケースも多いです。 だからこそ、採用の時にどれだけ時間をかけるかが大事なんです。 希望年収や実績などを質問することは多いですが、それだけでは本音を引き出せませんし、判断材料としても十分ではないことが多いです。 実績だって、本人の力なのかチームの力なのかも分かりにくいですよね。 じゃあ、どうやってその人を判断するか? 8つの質問をしてみましょう。 1.部下全員から「仕事を辞める」と言われたら、どう対応しますか?...
新しいチームを作るときの注意点
紙に書かれていることがルールじゃないし、上司が言ったことがルールでもないです。 実は、新人が見たものがルールになるんですよね。 どんなに綺麗な言葉を使っていても、実際にやってることが違うと、新人はその行動を基準にしてしまいます。 たとえば、宅急便が来たときに「取りに行って」と新人に頼むと、「あ、末っ子が取りに行くんだな」って思うわけです。 すると、その新人が先輩になったとき、自分も同じように新人に「取りに行って」って言うようになります。...