ビジネスを極めたいなら、まずは自己理解を高めることが重要です。

これは子育てにも共通しています。
自己理解と、それに基づく他人理解を一致させることが大切です。

よく「他人を知ろう」と言いますが、その前に自己理解が大事なのではないかと感じます。

門鑑定では自己認識と一致している人は2割以下です。
周りに求められている自分を、自分だと思い込んでいるのではないでしょうか。

以前、子育てのセミナーを行った際、マネジメントと子育てが共通していると感じました。

一律の答えはないということです。
たとえば「怒ればいいですか?」と方法を聞くよりも、まずは相手を理解することが重要です。

状況を知らなければ、その方法が適切かどうかはわかりません。
一つの正解を求めようとしないことが大切です。

組織を門学で見ると、5つのタイプの人に分けることができます。

1.ビジョンや目標を提示する人
 基準は自己中心的で、「私」が強く、存在感が強い。

2.提示されたビジョンや目標に対してアイデアを出す人
 基準は楽しさ。

3.ビジョンとアイデアに基づいて仕組みを構築する人
 基準は環境を活かすこと(人・モノ・カネ)。

4.仕組み通りに忠実に実行する人
 基準は意味と意義、型が重要。

5.ノウハウをまとめたり、改善などを研究する人
 基準は知識に対して貪欲で、賢者タイプ。

それぞれのタイプに基準が異なり、つまり、みんな違うということです。
誰に何を提供するかが重要です。
たとえば、アイデアを出す人には「楽しさ」を提供しなければなりません。
適材適所が大切です。

中小企業なら、この適材適所に合わせた対応ができることが強みです。
世の中にはマネジメントのノウハウが多くありますが、その大半は断片的で、系統的になっていないものが多いです。

世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!