広告費を使ったら、そのお金はどこに消えたのでしょうか?
例えば、100万円のカバンを買ったら、お金はなくなりますが、カバンは手元に残ります。これは誰にでもわかりやすいですよね。
では、100万円の広告費を使った場合、そのお金は何と交換されたのでしょうか?一見、消えたように見えますが、実際にはある「財産」に変わり、蓄積されています。
では、「財産」とは何でしょうか?
これを理解するには、「富」そのものについて考える必要があります。
そもそも富とは、ただの物質ではありません。
それを「富」と認識する人がいるからこそ価値を持ちます。
例えば、結婚の際にダイヤモンドの指輪が必要だと考えるのは、みんながそれを「素敵で貴重なもの」と思っているからです。
しかし、ダイヤモンド自体はただの炭素の塊に過ぎません。
もし、フンコロガシが世界を支配したらどうでしょう?
彼らにとっての「富」は新鮮で巨大な糞玉かもしれません。
「超金持ち〜」ではなく、「超糞玉持ち〜」が最高の誉め言葉になるでしょう笑
つまり、何が富であるかは、その使用者たちの「共同認識」によって決まります。
では、なぜ私たちは特定のものに価値を感じるのでしょうか?
例えば、洋服を買う理由は体を隠すためだけではありません。
このブランドが好き、このデザインが好き、あるいは有名人が着ているからといった理由で選ぶことが多いのではないでしょうか。
これらの「好き」という感情は、社会の共同認識によって作られているのです。
では、この共同認識はどうやって生まれるのでしょうか?
その答えは広告です。
広告は繰り返しによって、私たちの頭の中に「価値」という電子信号を作り出します。
何度も見たり聞いたりすることで、その理念を無意識のうちに受け入れ、購入の判断に影響を与えるのです。
例えば、砂糖水と炭酸を混ぜた飲み物がなぜ世界トップの飲料になり続けているのでしょうか?
それは、広告が脳の電子信号を強化し、価値を感じさせることに成功したからです。
結局、広告費はどこに行ったのか――その答えは、あなたの脳の中の電子信号に変わったということです。
世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!