以前納車に立ち会った時のことです。 その際にお伝えした内容は、 ・お客様が聞きたいことや、想像できないことを先回りして説明すること ・実際に使ってみた時にどんな不安が生じるか、故障が発生した際にはどのように伝えれば早く対応してもらえるかを教えること ・車を家族の一員として大切にしてほしいという思いを伝えること これにより、納車を通じて単なるビジネスにとどまらず、人間関係の交流が生まれるのです。 相手が人であることを忘れてはならず、作業は単なる「コト」ではありません。 しかし、ネット社会ではこうしたことが軽視されがちです。...
管理職にとって結果とプロセスどっちが大事?
業務の実行能力(武の力)は、体力と時間が限られている中でどこまでやるかに限界があります。 そこで重要になってくるのが管理能力(文の力)です。 他の人の時間や体力を活用して成果を上げていくことで、ルールが変わることを理解することが必要です。 お願いしたことやマニュアルに従うのは、その人のやり方とは異なるため、時間がかかる場合があります。 だからこそ、通過点ごとにチェックを行い、100点を求めないことが大切です。 自分の力には限界があるため、プロセスを重視し、キャパシティを増やしながら他人の力を活用することが重要です。...
原点を忘れずに
うまくいくときも、いかない時も、必ず原因があります。 謙虚さと素直さを持って学ぶことができるかどうかが大切です。 情報提供や価値あるものを発信しようと心掛けていますが、そこに魂が込められていなければ意味がありません。 学びを楽しむために、伝える工夫をしてきましたが、もしかすると乱暴な伝え方になってしまっていたかもしれません。 初心に帰るということは、成功を守ることに繋がります。 新しいことに挑戦して成果を得ようとする一方で、過去に成果を上げたことを再現すれば、結果はついてくるものです。...
【過去起きたことは全部正しい】
人生が順調でないとき、悔やんだり悩んだりすることもあるでしょう。しかし、過去に起きたことはすべて正しいのです。これは単なる精神論ではありません。 ヒーロー映画には必ず挫折が描かれていますが、観ている私たちは「最後は必ず勝つ」と信じています。...
【やりたいことが見つからない原因】
本気さと危機感を持つことが重要です。何かを乗り越える際に、大きな感情が湧き上がることがあります。ミスはあっても失敗はないという心構えで挑むことが大切です。やりたいことを見つけるための対処法は以下の通りです。 ①知識の量を増やす現在持っている材料は、変化を生み出すための材料ではないかもしれません。何かについて深掘りしたり、浅く広く新しいことに挑戦してみたりすることで、刺激を与えることがきっかけになります。日常にないことをあえて試してみましょう。...
【一流と三流の準備】
準備とは、計画を立てるだけではありません。最低でも以下の4つの能力が必要です。 ①構想能力ゴールを決める力 ②計画力ゴールまでのルートを決める力 ③実行力行動する力 ④検証力理論と実践のズレを修正し、検証する力 準備とは、最初の2つのステップを行わなければ、真の準備にはなりません。つまり、設計図を作ることが必要です。 たとえば、挨拶まわりをする際には、「信頼構築の準備とは何か?」を考えます。 具体的には、社長のSNSで最近の動向を確認し、共通の話題を探すなどの準備が考えられます...
【先延ばしはダメ?】
やることが多くて整理がつかないときには、まずTO DOリストを作ることが重要です。 その次に、テレビを見ながらできる仕事と、見ながらできない仕事に分けて考えましょう。テレビを見ながらできる仕事は先に終わらせると良いです。人間の精神力や思考もエネルギーを消耗しています。エネルギーが低下していると、やるべきことを後回しにしがちですので、自分のエネルギーの使い方を見直すことが必要です。 行動に移すまでのプロセスに時間をかけすぎていることはありませんか?...
【成功したいなら掃除を気にしろ】
ビジネスが継続するかどうかは、お客様の満足度にかかっています。そして、その満足度は第一印象で決まります。 その第一印象とは、「清潔かどうか」に大きく影響されます。五つ星ホテルとそれ以外のホテルの違いは、ロビーの綺麗さに表れます。 建物が古いのは仕方ないです。だけど汚いのは問題です。汚い状態は、努力不足の証です。 店舗がきれいだと、お客様だけでなく、社会からの評価も高まります。 サラリーマン時代に、お客様に「購入の決め手は何でしたか?」と尋ねたことがありました。...
【作業を財産にする方法】
マニュアルを作ることが大切です。 前半は力技(個人戦)で進められますが、後半では周りの人を活かし、結果を出せるかが重要になります。 つまり、第二、第三の自分を作れるかどうかが鍵となります。 しかし、いざマニュアルを作ろうとしても、簡単にはいかないものです。一気にまとめて作れるものではなく、日々の気づきや経験が、その時でなければ出てこないことが多いのです。 仮にマニュアルを作ったとしても、現場とかけ離れてしまうこともあります。理論と実際の行動がズレることもあるでしょう。...