今回は【継続は力なり?その前提は?】というお話しをします。 皆さん継続が大切な事は知っておられると思いますが、その大前提を知らないと望むような成果には繋がりにくい。 今回はそこのところを深掘りしたいと思います。 【やり続ける事が大事。】というのは、確かに正論です。 でもそれには【前提】があります。 ここを間違ったままだと、継続していても意味が無い。 しかも時には逆効果になってしまう事もあり、それは無駄な努力となってしまいます。 ━━━━━━━ ① 検証基準を持つ ━━━━━━━ 何事も、ただただやっているだけではダメ。 ・やっている事が結果に繋がっているか? ・やっている事の効率を上げる事はできないか? こうした検証をする事が絶対に必要です。 キツイ事を言いますが、 検証無しに物事を進める事は、 【努力に逃げている】のと同じ。 そもそも、検証していないのに、やっている事が成果に繋がっているかどうかの判断はできませんよね? 【数値】に落とし込んで【検証】するという事を必ずしてください。 ━━━━━━━ ② やめる基準を持つ ━━━━━━━ やめる基準を持つ理由は、2つの可能性のどちらなのかを見極めるためです。 可能性その1 そもそもやり方が間違っている 可能性その2 やり方は合っているけど、結果が出るまで時間が必要 例えばインスタを始るのなら、 「2ヶ月やってみて○○○という結果が出なかったらやり方を変える。」 という風に、今のやり方をやめる基準を設けておきます。 これがある事で、無駄な努力をする可能性がグッと減ります。 人材採用も同じです。 自分のボーダーラインは何なのか? 例えば、仕事面で成長が遅いのは許すけど、不正は許さず即解雇する。 これも、【やめる基準】の一つです。 このままやり続けて良いのか?その答えは考えても出てきません。 大切なのはやり始める【前】に、【やめる基準】を設けておく事です。 ━━━━━━━ ③ やり方を変える ━━━━━━━ 【同じやり方をしていたら、違う結果がでる訳がない】 これは当たり前のようだけど、けっこうみんな忘れてしまう。 やめた方が良いかも、と思っても実際に行動に移すには勇気も要るし、パワーもいる。 チームで取り組んでいる事となるとなおさらです。 でもね、繰り返しますが 【同じやり方をしていたら、違う結果がでる訳がない】 これは真理です。 きちんと向き合い、必要とあればやり方を変える決断をしましょう。 ━━━━━━━ 終点を意識する ━━━━━━━ 継続は力なり、という話しのはずが、ここまでやめる話しばかりしていますね。 なぜかというと、以前にお話しした【逆算思考】にも関連するのですが、 継続するために必要な事は、 ・努力? ・意思の強さ? ・習慣? どれも違う。 それは、 【やめることを意識】する事だからです。 つまり、 -----+-----+----- スタートの時点で、 終点を意識する事 -----+-----+----- これこそが、継続することの極意です。 終点を意識しているからこそ、近づいているのがわかる。 その終点に近づくのは無理だと思えた時にはやめる決断もできる。 例えるなら、 人は出口が無い部屋には入りたくない 出口がある事が判っているから入れる という事です。 この前提をクリアした上で、継続して行きましょう。 世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!