今回は【やりたい事が見つからない原因】についてお話しします。
「やりたい事がみつからない」というのは、若い人、就活生だけではありません。
孔子の言葉に「四十にして惑わず」とあります。
私なりに解釈すると、
「人生経験を踏まえた上で、自分がどう進むべきか、わかってくるでしょ?」
となるのですが、意外と大人になってもやりたい事がみつからない人は多いです。
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やりたい事を見つける為の、考え方の土台
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実際には、仕事ではそれなりのポジションに就いている。
家族とも良い関係を築けている。

だけど一人で居る時に、
このままでは職場で不要な人材になるのではないか?
時代に付いて行けなくなるのではないか?
これ以上昇進するのも難しそうだ・・・。

こんな考えがふと過ぎり、
考えるほど焦りが募ってしまう。

こんな状態に陥ってしまうのは、
期待に応える喜びと、
やりたい事が違うから。
ではないかと、私は思います。

現代人は、
責任感や義務的な事が原因となり、
【望まれる自分】で居なければいけない。
それは、組織や社会に所属している以上は仕方のない事。

でもそれとは別に、
【やりたい事】があるから
人は、
・頑張れる。
・乗り越えられる。
・辛抱できる。
・成し遂げられた時の喜びがある。

この時、人には感情の波が起きています。
この感情の波が無ければ、
人はつまらなくなってしまうのです。

そして、人はつい他人と比較してしまう生き物です。
現代はSNSがあるので、
誰かがバリバリと活躍する姿、
志を持って活き活きとした姿を目にして、
つい焦ってしまう事があります。

そういう時に必要な事。
それはやっぱり【行動】です。

「もっと若いうちに〇〇しておけばよかった!」

そんな風に思う事があるかもしれません。

でももしあなたが40代だとして、
20年後の未来から
タイムスリップして戻って来たと
考えたらどうでしょう?

60代になった時に
振り返ってみて後悔しないように、
今出来る事をしようと思いませんか?

人生には、ミスはあっても失敗はない。

【始めようと思うのは、いつでも遅くはない。】

これが、やりたい事を見つける為の考え方の土台になります。

つまり、
・本気
・危機感
を持つ事。

これらがある事が大前提で、次の2つの事が大切になります。
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その① ◆知識量
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人は、知ってることしか知らない。

今やりたい事が見つからないというのは、
現在持っている判断材料からは、
もう刺激が得られないという事。

今のままでは変化のきっかけがないので、
自分でつくるしかない。

そのきっかけが知識。

その為には、【生活の輪】を拡げて、知っていることを増やすこと。

深く、広くは自由で良いので、
新しい刺激を自分に与える意識を持たないと変化しない。

日常とちがう事に挑戦してみる事です。
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その②◆目標の質
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それなりの成果を出している人でも
やりたい事がわからなくて迷子になっている人は多い。
それは、視座の問題がある。

例えば、
ビルの1階、3階、15階。

同じ場所でも景色が違って見える。

具体的には、
今のステージより一個上ってどんなの?
と考えてみて欲しい。

・労働経営者→オーナー経営者
時間の自由ができたら?どんな生活になるだろう?

・課長→部長
働き方はどう変わる?何をすればいいんだろう?

・会社が今の10倍大きくなったら?
どのポジション狙う?どんな仕事する?

つまり、
【目標の質を高める】という事です。

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まとめ
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やりたい事が見つからない時は?
◆知識の量足りない
◆視座の高さ、視点の質
これらを問い直してみてください。

「あの頃、こうすればよかった。」
と、20年後も同じ事を言わないで済むようにしましょう。

世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!