今回は、【仕事の質を保つためにはどうすればいいでしょうか?】というお話しをします。 私は実業で輸入車専門店、車お探し専門店を営んでいますが、年始からこの春先までは繁忙期となり、いつも以上に忙しくさせて頂いています。 少数精鋭の優秀なスタッフ達が頑張ってくれていますが、さすがにテンパってしまう事が起きています。 又、私が主催するビジネスのオンラインサロンの方でも、やるべき事ややりたい事が沢山あるんだけど、時間が足りなくてどうすればいいでしょうか?といったご相談が沢山寄せられています。 こういう時には、 ・時間管理 ・優先順位づけ ・目的を明確に これらが大切だとお伝えして来ましたが、 もし【キャパを越えてしまったら?】 行き当たりばったりや、 その場しのぎではダメです。 ・俯瞰する ・周期をみる という事が大切で、 ビジネスに於いては ・閑散期 ・繁忙期 に対して、どう備えて何をするか? という事になります。 その為に必要なのは、 【キーを見極める】という事です。 ━━━━━━━ あなたのビジネスのキーは? ━━━━━━━ 私の実業、JFOLKSの場合はお客様とのやりとりをLINE中心に行っています。 ここで気を付けなければいけないのが、 LINE対応は 【お客様との会話と同じ】 だという事。 忙しい時に返事が遅れてしまう事をお客様は理解して待ってくれるけど、こちらはそれを当たり前と思ってはいけません。 スタッフの皆さんもそこを理解して昼夜を問わず対応してくれてはいますが、それでもお返事が遅れて機会損失が発生してしまっています。 その時、反省しようとふりかえってみたものの、 ・作業が忙しくてLINEに気がつかなかった ・数が多くて対応しきれなかった という内容しか出てこなかったとしたら、改善には繋がりません。 この時は【優先順位】を再確認です。 ①お客様の対応 →売上の源泉となる ②売上 →会社を維持するため ①②を網羅する事? ↓ 【見込み客様の対応、フォロー】 と考える事ができ、 これがビジネスのキーとなります。 ━━━━━━━ 繁忙期と閑散期 ━━━━━━━ 現場責任者は点で考えてはいけません。 ◆繁忙期 ・お客様のフォローを最優先 ・他はぐちゃぐちゃでも仕方ない ◆閑散期 ・整頓整頓 ・システム導入 ・新人研修 ・業務フロー改善 ・社員の意識あげる 一年、十二ヶ月を見通して事前に予測して対応する事。 具体的には、 繁忙期のキーを見いだし、 【言葉で現場に伝えておく】という事。 →価値観の共有。 つまり優先順位を決める判断基準の共有を事前にしておくのです。 それが無いと、各々が自分の優先順位を判断基準にしてしまい、バラバラになっています。 よくあるのはこういう図式です。 現場→作業優先 事務→書類優先 営業→数値優先 こうなってしまうと、お客様の満足度が落ち、リピートが落ちる。 そしてもしこうなってしまった時に一番ダメなのは、 「何でこんな事に!?」 と怒るリーダー。 やらないんじゃない。 みんな頑張ってる。 その方向が違うだけ。 それはみんなの判断基準がちがうから。 そうなったのは、リーダーが 優先順位、優先事項を明確にしていないからです。 明確に提示して、共有しましょう。 その為に朝礼、終礼を活用します。 ━━━━━━━ でも、仕事は終わらない。 ━━━━━━━ 仕事が終わるとは、会社が潰れること。 仕事が増えるから、会社まわってく。 でも、常に仕事に追いかけられるとストレスです。 常に百点目指すとストレスです。 だから七十点で良い。 でも決して手抜きで良いのではない。 妥協していいのではない。 キーを押さえて働けば、 一番肝心なものを最優先しておけば、 全体をみると七十点の合格点がとれる。 という事です。 だから ◆毎日の優先順位を確認 ◆リーダーは、優先順位の内容基準を共有しておく。常に確認。 →多少バタついても、仕事自体は安定的なパフォーマンスをだせます。 ちなみにJFOLKSでは、 繁忙期と閑散期で LINEグループ名前も変わります。 その時の判断基準をグループ名にしています。 今は、 【LINEは命 業務連絡です】 です。 【とにかく返信スピードが大事】 という基準を共有するためにこうしています。 そうした目的が無ければ 「業務連絡グループ」で良いわけです。 自慢するわけではありませんが、 このコロナ禍でも結果が出ているのは、 現場スタッフの皆が、 大事なビジネスのキーを守った上で頑張ってくれたからです。 本当にありがたい事です。 さぁ、あなたのビジネスのキーは何ですか? 考えてみてくださいね! 世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!