今回は【怒りを抑える考え方★重力問題を能力問題に】という話をします。 怒るって、とてもエネルギーを消耗します。 怒った後は1日中効率が悪くて、あくびが出て集中力が落ちるような経験はないでしょうか? 実は、怒るという感情がエネルギーを消耗するのは、生理学的根拠があるそうです。 人は起こると血液の循環が速くなり、大量の血液が脳に集まってくる。 それは心筋の酸欠を引き起こし、脳の酸欠も引き起こします。その結果、めまいや不眠などの症状が生まれるとの事。 だから、健康のためにも、仕事の効率のためにも、怒るというのはしないほうがいい。 何より、効率が悪い。 たまに、 「貴方のために怒ってるのよ!」 という人もいるけど、それで効率が上がることはありません。 こんな事、頭では理解しているし、そもそも怒りたくて怒る人はいないですよね? そんなあなたに、今回は怒りを抑える考え方を紹介します。 ━━━━━━━ 怒りを抑える考え方 ━━━━━━━ 怒りを抑える考え方。 それは、【重力問題を能力問題に】という事。 どういう意味か? 例えば、自転車で上り坂を上るのは、重力の影響で大変です。 その時、あなたは大変だからと怒りますか? でもきっと、そんな事をする人は居ない。 なぜなら、重力の影響を変えられないのをわかっているから。 その他にも、我々の生活の中には、そもそも解決できない問題がたくさん存在する。 職場で言うと、上司や同僚。他人を変える事はできない。 ならば、まず受け入れる。そして、能力の問題に変えて捉え直して欲しいのです。 ━━━━━━━ 能力問題にするとは? ━━━━━━━ 例えば、 経理部門と営業部門は意見がよくぶつかります。 会社の構造上そうなりやすい。これも、重力と同じです。 ならば、 ・どういう風に誘導するのか? ・相手が自ら納得するような流れを作れるのか? そういう視点を持ちましょう。 自分の提案があるとしても、 まずは【相手の判断基準】は何か? というところを捉え、 その基準に沿ってどうすれば自分の提案が通るか? と考えてアプローチしていきます。 相手の基準を使った上で、 【私は】何をどうすれば目的に達していけるか? と考えて行動するわけです。 この時、 【重力の問題】から、 【能力の問題】になったのはわかりますか? つまり大切なのは、 -----+-----+----- 【どうやって解決するか?】ではなく、 【どんな問題を解決するか?】 -----+-----+----- という事です。 ━━━━━━━ 解決できる問題にフォーカス ━━━━━━━ 我々の生活の中でうまくいかない問題は沢山ありますが、 そもそも【重力のように解決できない問題】があるという事実を受け入れてください。 きつい坂道を上らなければならないなら、 ・もっと上り坂に強い自転車に変える。 ・ダイエットをする。 ・ルートを変更する。 こんな風に【解決できる問題】にフォーカスして欲しいのです。 【重力問題】を 【能力問題】にする。 これを理解すれば、怒ると言う感情に対して、切り替えができるようになります。 幸せが溢れる日常が過ごせるかどうかは、自分の接し方次第です。 穏やかで楽しい人になりましょう。 世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!