今回は【ビジネスは自己責任】というお話をします。 先日コメント欄にこんな質問がありました。「集客に不安があるけど、起業したい。」 私の回答「やめた方がいい。」 なぜか? こういう不安があるという時点で、集客についてしっかりと検証ができていないという事だから。 背中を押して欲しいのかな?という気持ちもわかるけど、私は押せない。 なぜか? 先日のTikTokでも取り上げましたが、 【夢追い人】と【経営者】は違うからです。 ━━━━━━━ 【夢追い人】と【経営者】の違い ━━━━━━━ 例えば、 映画館の近くに店舗の空きが出た。 ・夢追い人⇒自分がやりたかった商売をする ・経営者⇒その立地に集う客層をリサーチして、その人達が入って来そうな商売をする つまり、 経営者はリサーチした段階で、「行けるな」という手応えがあるから実行に移す。 夢追い人は、それをしていないという事。 でも確かに、やってみないと判らない事もある。 その場合は、小さな範囲で【テスト】をして【検証】を重ねて成功の根拠を見つけて行けばいいのです。 華僑Jの持論 不安がある時は、だいたい【行動】が足りない時。 行動する事で不安は払拭できる。 まずは、事前準備をしっかりとやりましょう。 でも、こんな声もあります。 「失敗を恐れて行動しなかったら何も始まらない。失敗するから成功するのでは?」 確かに、正論です。 でもね、ちょっと黒華僑Jの言葉になりますが・・・ 「ドラマの見過ぎです。」 会社経営は地道なもの。そんなドラマティックなものじゃない。 コツコツと地味な作業をどれだけ繰り返せるか? これが大前提なのです。 ━━━━━━━ 理屈と現実 ━━━━━━━ 「起業したい!」 「頑張りたい!」 そう言っている人に、 「失敗してもやってみればいい」 という人がいますが、私に言わせればそれは【無責任】です。 ・失敗したらまたやり直せばいい。 ・もう一度やればいい。 確かに、理屈はそうです。 でも、【もう一回チャレンジできるチャンス】は、誰が保証してくれるの? 致命傷だったら?二度とないよ? 致命傷じゃなければいい?じゃあその判断基準は? ・・・その為のリサーチ、下調べと検証です。 レースに入ってから頑張ってもだめ。 レースに入る前に頑張る事が大切なんです。 ━━━━━━━ ビジネスは自己責任 ━━━━━━━ 「とにかくやってみろ。」 「頑張れ!」 と言ってくれるまわりの人は有難い存在です。 でも、その大多数は【大きな失敗をした事が無い人達】だという事を理解しておく事が大切です。 ビジネスは自己責任。 周りの人に「やってみろ!」「頑張れ!」「挑戦だ!」と言われたからやった、は通用しない。 それは私、華僑Jの言葉も同じです。 あなたのビジネスの責任を、私はとれない。 だってあなたの事も、あなたのビジネスの事も何もわからないからです。 だから私は、具体的な手法、方法は殆どお伝えせずに、私が経験から得た【原理原則】をお伝えしています。 なぜか? 具体的な手法、方法の【生み出し方】をお教えしたいから。 それには、【原理原則】を理解する必要があるからです。 でももし早急に結果を出す必要がある状況にある人には、コンサルをお勧めしています。 コンサルならばあなたの事、あなたのビジネスの事もしっかり理解した上で、成果に繋がる具体的な手法、方法をお伝えし、実行してもらえるからです。 ただ、原理原則を理解しないと同じ落とし穴に落ちてしまいます。 ビジネスは壮大な感動ドラマではなく地道な努力。 全ての決断の結果は、自己責任。 ビジネスはそういうものだという覚悟を持ったうえで、チャレンジして頂けたらと思います。 世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!