今回は【人材を育てるコツ4選、ネガティブワードの深堀】というお話をします。

結局のところ、人を育てる事やマネージメントには正解はありません。

ですが、この4つのキーワードが出て来た時は重要なタイミング。

もし部下が言ってきたら、こう対応すべきだという方法をお伝えします。

場合によってはその人を成長させる良い切っ掛けにも繋がりますよ!

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①出来ない

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「出来ない」と言ってきたら【練習】させよう。

出来る、出来ないは能力の問題。

そして能力は練習によって高められるもの。

出来ないのはそのタイミングでは結果が出ていないだけ。

だから、能力を高める為の行動を起こさないといけない。

それは【練習】する事。

物事に向き不向きはあるでしょうが、最低限必要なラインがあります。

せめてそのラインは超えられるように練習をさせる事です。

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②無理

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「無理」と言ってきたら【追い込む】こと。

無理と言ってきた時点で、そのひとはやる事を【放棄】しています。

本人なりに状況を分析した結果、これは敵わない、無理だと判断をしているのでしょうが、こういう時こそ【能力アップのチャンス】とも言えるのです。

人間の潜在能力は、追い込まれて初めて発揮される面があります。

少し怖い例えですが、普段は「走るのが苦手です」と言っている人でも、虎や狼に追いかけられたら必死で走るのではないでしょうか?

こんな風に、追い込まれる事で初めて発揮される能力があります。

本人の認識では無理と感じていても、上司の高い視座から見れば能力が伸びる可能性があると判断した場合は、【あえて追い込む】という対応をとる。

これは【挑戦するチャンスを与える】と、言い換える事も出来ます。

本人はシンドイでしょうし、上司や同僚の力を借りる事もあるでしょうが、そのもがきの中で自分自身への可能性を見い出して行ければ、成長に繋がって行くでしょう。

もちろん加減は大事ですので、パワハラにならないように進めましょう。

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③仕方がない

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「仕方がない」と言ってきたら【考えさせ】よう。

仕方がないとは、【努力したけどダメでした】という事。

つまり【ダメ】に対する解決方法について充分に考えられていないという事です。

だから、その都度「もうちょっと考えてみたら?」と、徹底的に考えさせる。

私の感覚では、「仕方がない」で済ませるしか無いことって、ほぼありません。

しっかり考えれば、何らかの【対策】【対処法】があり、その情報を知らないだけなんです。

だから、中途半端に考える事をしない。

答えが出ていない事を途中で放棄しない。

【答え】が出るまではとことん追及する事。

これが出来るか出来ないかによって、ビジネスも、人生も結果が違ってきます。

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④言い訳

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「言い訳」してきたら【叱る】

実は、言い訳のタイミングによって対応を変えるべきです。

物事が【始まる前】なら言い訳は、どんどん言わせてあげれば良い。

例えば何らかのプロジェクトを始めようとしている時。

あがって来た言い訳をしっかり聞いて、困っている事や不安に感じている事にしっかりと向きあって解決しておきましょう。

もしも物事が【始まった後】【結果が出た後】なら、言い訳はダメです。

言い訳を受け付ける期間を設け、お互いに納得した上でスタート。

一旦スタートしたら絶対に問題解決にフォーカスして突き進むのみです。

会社が社員に求めている事は【問題解決】です。

それをせずに【言い訳】をする人には、成功の扉は開きません。

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まとめ

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どうやって人材を育てるか?この問いに正解はありません。

ですが、その人から発せられた言葉の裏の意味を汲み取り、向き合う事。

そして、その人が成長するためには何が出来るか?と考えて行動する事が大切です。

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「出来ない」と言ってきたら【練習】させよう。

「無理」と言ってきたら【追い込む】こと。

「仕方がない」と言ってきたら【考えさせ】よう。

「言い訳」してきたら【叱る】

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経営者の理不尽の裏に、そこに愛はあるんかい?!

世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!