今回は【この質問の回答を持っていない経営者は、もう生き残れない】というお話をします。
最初に、とあるストーリーを紹介させてください。
あるところに、起業したい、ビジネスをやりたいとずっと思っている人が居ました。
その人がある日、凄い行列ができている「スタミナラーメン」というラーメン屋があるのをみつけました。
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しばらくしてその人はそのお店を真似て
「超スタミナラーメン」を開店。
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さらにしばらくすると、同じように商機を感じた別の人が
「超・超スタミナラーメン」を開店。
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そしてさらに別の人が
「超絶スタミナラーメン」を開店。
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そしてさらにさらに別の人が
「爆上がりスタミナラーメン」を開店。
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全部で5店舗もできたのでした。
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ここで質問です。
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5店舗になったけど、お客様は5倍になった？
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当たり前ですが、そうはならない。
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町の人口は変わっていないからです。
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そうなると、お客様の奪い合いとなります。
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ここで元祖が手を打ちます。
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シェアとられまいとして、1000円から800円に値下げ！と言い出しました。
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すると、超スタミナラーメンは700円。
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超・超スタミナラーメンは600円。
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超絶スタミナラーメンは、ワンコインの500円。
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爆上がりスタミナラーメンは、最初の一杯を無料！
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と、どんどんエスカレートして行ったのでした。
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その結果、どうなったかわかりますか？
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一時はどのお店も盛り上がったのですが、
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5店舗とも潰れてしまったのでした。
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これは何が起きていたのか？
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それは、
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・不良競争
・ミスマッチ
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でした。
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価格戦争してはダメだとわかっているはずなのに、現実にはよく起こります。
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必然にするために
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現代は物が余る時代、つまり【供給過剰】です。
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そして、同業も増えていく。
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だからいままで通りの事をしていても、お客様は分散する。
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さっきのラーメン屋さんのように1/5になり、ゆくゆくは1/100になっていくかも知れません。
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そしてそもそも、人の衣食住に必須の物は100種類もない。
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でも、スーパー、デパートを見回すと、1000種類？どころか、10000種類以上の品物がある。
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その沢山の種類がある中から、あなたが選ばれる理由は何ですか？
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・第一の選択対象ですか？
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・唯一の選択対象ですか？
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ナンバーワンでも、
オンリーワンどちらでもない？
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もしそうならば、少しキツイ表現だけど、あなたの存在は【偶然】です。
だから、死亡は【必然】となる。
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選択肢の多い現代では、選ばれる事自体が確率が低く、ありがたいこと。
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でもだからこそ、その【偶然】をいかに【必然】にするか？
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それが経営者が本当に考えるべき事です。
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なぜあなたが選ばれるのか？
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あなたが考えている事は合っているのか？
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すぐには答えが出ないかもしれない。
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でも、それを求めて考え続けていること自体が大切です。
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人同士の差は、
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①考え方そのもの
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②答えが出ていない質問に対して、いかに根気よく追及できるか？
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この2つです。
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特にこの②ができるかどうかで、大きな差がつくし、結果がかわる。
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答えを知らない事は怖くない。
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答えを知らない事を知らないことが怖い。
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世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした！
