今回は【意味がある朝礼にするためのポイント】というお話をします。 その“朝礼のやり方”についてお話する前に、そもそも朝礼が必要なのか?というご意見があると思います。 私は、朝礼は必要だと考えています。特に、中小零細企業であるならば、絶対に必要だと思っています。 でも、中身の無い形だけの朝礼に意味はありません。 ビジネスに於いては時間が最も重要。その時間をみんなで共有するわけですから、必ず結果に繋がるものにしなければいけません。 ここからは、その結果に繋がる朝礼にする為の5つのポイントをお伝えします。 ━━━━━━━ ポイント① ウォーミングアップ、雰囲気づくり ━━━━━━━ まだ覚め切っていない脳を刺激する、朝のウォーミングアップの役割。 まずは元気に挨拶をする事。 声を出したり、身体を動かす事で、脳や気持ちもスイッチが入り、やる気を満たす事にも繋がります。 そして、元気なあいさつのやりとりは、その場の空気も明るくします。 ━━━━━━━ ポイント② 士気を高めて共感、共鳴をつくる ━━━━━━━ ここで絶対にやってはいけないのは、朝からの叱責。 「昨日の案件、どうなってるんだ?!」 と朝から怒鳴り散らされたら、その日は一日どんよりとしてしまう。 教育的指導、ふりかえり、反省などが必要な時は、終礼時に伝えるようにしましょう。 ━━━━━━━ ポイント③ 求心力を高めて理念を宣伝する ━━━━━━━ 今は激変の時代。新しい取り組みが必要になる事も多い。 リーダーの皆さんは、今後やって行きたいと考えている事も色々あるでしょう。 でも、部下達の全員がそういう事をしたいわけではないし、その必要性を理解してはいません。 そもそも毎日の業務で手一杯なところに、さらに新しい取り組みについて話したところで、聞く耳を持ってもらう事は難しい。 だからこそ、この朝礼の機会を使って、あなたの今後のビジョン、方向性、理念を宣伝しておく。 そうする事で、いざ動き始めた時の部下の反応が全く違ってくるのです。 ━━━━━━━ ポイント④ 企業文化を浸透させてチームの根本教育に繋げる ━━━━━━━ マネジメントのスタートは、制度などの外部要因で行います。 そして、 マネジメントの頂点は 企業文化で行います。 例えば、 「めんどくさい事を丁寧にやる」 これが企業文化となっていれば、そのままその組織の判断基準となります。 でも人の脳は1回では理解できないし、身につかない。 だからいくら研修時間を設けて学習しても、その時だけで終わってしまう。 それよりも、毎日の朝礼を活用して、小さなボリュームで頻度を高める方が、根本的な理解に繋がるのです 一見遠回りに見えますが、こちらの方が結果的に早くなります。 ━━━━━━━ ポイント⑤ 優秀な経験、成功事例のシェア ━━━━━━━ みんなの成長に繋がる事が大事。 だから、過去の反省やダメ出しより、成功事例をシェアする 朝礼は、元気、やる気、笑顔が大切。 明るい雰囲気の中で、意味がある時間を過ごせるようにしましょう。 ━━━━━━━ まとめ ━━━━━━━ ◆意味がある朝礼にするためのポイント ① ウォーミングアップ、雰囲気づくり ② 士気を高めて共感、共鳴をつくる ③ 求心力を高めて理念を宣伝する ④ 企業文化を浸透させてチームの根本教育に繋げる ⑤ 優秀な経験、成功事例のシェア これらを意識しながら、朝礼をしてみてください。 きっと組織が変化し始めますよ! 世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!