スポーツの世界では、選手からコーチになる時に、相手がボールから人に変わります。

変わったのは2つ。
行動の対象と結果の出し方です。

今までは自分が結果を出せばよかったけど、これからは他人を通して結果を出さないといけません。
この2つのルールが変わったことを理解しなければならないのです。

では、どう解決するのか?ポイントは2つです。

①業務の内容の標準化
自分が出してきた結果を言語化し、教科書を作ることです。

②メンタルのケア
どうすれば相手の心をケアできるかを考えることです。目的は、相手に結果を出させるためです。

では、どうやってこれを実践するか?

社員から出てくる4つの言葉によって使い分けます。「出来る/出来ない」「やりたい/やりたくない」

1.「出来ない/やりたくない」…①と②、両方必要です。
2.「出来る/やりたくない」…②のメンタルケアに集中します。
3.「出来ない/やりたい」…①、業務の能力が低いだけなのでスキルを上げればOKです。
4.「出来る/やりたい」…権限を与えて任せることです。

ただ延々とやり続けるわけではなく、どこかで時間のボーダーラインを持つ必要があります。
つまり、見切りの判断基準が必要になるのです。

プレイヤーからマネージャーになるうえで大事なことは、「再出発の心構え」です。

プレイヤーの時と全く違うステージにいることを理解しなければいけません。
人を理解し、自分が英雄になるのではなく相手を英雄にしなければならないのです。

理論に基づいて組織を作っていくことが重要です。

世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!