ビジネスをしていると、人との付き合いがどんどん広がっていきますが、その中には深く付き合ってはいけない人もいます。

よく言われるのが、「あなたが深く付き合っているトップ5人が、あなたの未来のレベルを決める」ということ。

それほど、誰と深く付き合うかが重要です。
自分より優れた部分を持つ人と付き合うべきだと思いますが、たとえ能力があっても、付き合わない方がいい人も存在します。

① 「相手の取り分を考えない人」
このタイプは、自分に与えてくれない人です。
ビジネスの本質は、価値の交換です。

相手があなたの時間や価値を当然のように考える人だと、表面的な情報しか得られません。

誰と時間を共有し、価値を交換するかが大切です。
人間関係で価値の交換を意識すると聞こえが悪いかもしれませんが、実は長続きする関係はこの原則に基づいています。

命の限られた時間を無償で与えるべき相手は、親や子供、親友などに限られています。

その中に、その相手が入って良いかどうか、しっかり考えるべきです。

② 「中身のないダメ出しをする人」
ダメ出しをしてくれる人がいるからこそ成長できますが、ただ否定するだけの意見には注意が必要です。

「起業したい」と言った時に「やめた方がいい。うまくいくならみんな成功してるよ」というような中身のないダメ出しは、何も得るものがありません。

反対に、「やめた方がいい。会社で売れていても、起業後に同じようにうまくいくわけではないから、マーケティングや経営も学ぶ必要があるよ」といった具体的なフィードバックは価値があります。

中身のないダメ出しをする人と付き合い続けると、同じように考え方が伝染してしまいます。だからこそ、距離を置く方が良いのです。

③ 「口が軽くて噂話が好きな人」
信用して伝えたことを、無断で広めてしまう人もいます。
こういった人と付き合うと、無駄なエネルギーを奪われるだけです。
信頼はビジネスにおいて何よりも大切ですから、こういう人とは距離を置くべきです。

④ 「くだらない嘘をつく人」
重大な嘘をつく人は、それがバレた時の覚悟を持っていることが多いですが、くだらない嘘をつく人は一見許されやすいです。

「悪意はない」と言い訳されることもありますが、責任を取らずにごまかしやすいのです。

責任感のない人と付き合うと、後々大変なことになります。

多くの経営者と話をしてきましたが、経営者は人間不信になりやすい環境に置かれがちです。

だからこそ、環境の整理が重要です。
この4つのタイプの人と距離を置くだけで、あなたの環境は大きく変わるはずです。

人は、環境を変えない限り、大きく変わることはできません。

世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!