店舗ビジネスでよくある相談の一つに「お客様がリピートしない」という問題があります。

集客に問題があればそもそもお客様は来ませんし、商品に問題があれば自身で理解できるはずです。

リピートしない理由は「買い物のプロセスが楽しくない」からかもしれません。
商品の違いだけでは、今の時代にはリピートさせる力が弱いのです。

「楽しい」と感じられる体験があるからこそ、お客様はまた来たくなります。
価格は変えられなくても、価値は変えられます。

たとえば、きれいな接客スタッフ、心地よい音楽、空間そのものが提供する体験などで、価値を高めることができます。

物そのものの記憶は難しいですが、体験は記憶に強く残ります。

では、体験のクオリティを上げるためにどうすればよいのでしょうか?

五感に訴える体験が鍵です。
視覚、聴覚、嗅覚、挨拶や言葉遣い、世界観の作り方など、お店のイメージと店員の雰囲気が合っているか、香りの演出など、来店された瞬間から体験は始まっています。

オンラインの場合も、自分のイメージをZOOMの背景で表現する、視覚的に楽しい要素を加えるなど工夫ができます。

例えば、服飾ビジネスなら生地を実際に触らせる体験を取り入れることも有効です。

あるホテルでは、部屋の家具も販売しており、泊まった部屋のベッドの近くに購入用のQRコードが置かれていて、気に入ったらすぐ購入でき、翌日には届くという仕組みもあります。

世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!