「やる気はあるのに、続かない」 「最初は良かったけど、途中でフェードアウトする」 それは性格や根性の問題ではありません。 単純に構造が存在していないからです。 人間は、意志が弱くて当たり前です。 だから、強い人間を目指すのではなく、 弱いまま継続できる仕組みを作るという発想に切り替えるべきです。 ✔︎ 習慣を“時間”に固定しているか ✔︎ 行動に“意思決定”を介さない導線があるか ✔︎ 続ける理由が、感情ではなく「構造」になっているか 継続とは、「感情を排除した設計」に他なりません。 やる気で動く人は、やる気がない日は止まります。...
華僑Jビジネス日記
華僑Jの日々の気づき
顧客の痛みは構造で可視化できる
「ちゃんと価値はあるのに、なぜか売れない」 「良い商品なのに、響いていない気がする」 そう感じている人がいたら、 それは商品のスペックやメリットが足りないからではありません。 多くの場合、“顧客の痛み”に触れていないのです。 人は基本的に「得たい」より「損したくない」という動機で動きます。 そして“損”とは、お金のことではありません。 それは、「感情の損失」です。 ✔︎ 自信を失ったくない ✔︎ 同じ失敗を繰り返したくない ✔︎ 他人からの評価を落としたくない これらはすべて、顧客の「痛点構造」に含まれます。...
原理で動き、構造で考える
「情報はたくさん持ってるけど、結局動けない」 「ノウハウは知ってるのに、応用が効かない」 そう感じているなら、それは“知識の量”の問題ではありません。 足りていないのは、原理の理解と構造の把握です。 知識は“集める”ものではなく、“統合して使う”ものです。 そのために必要なのが、以下の2つの視点です: 原理とは:「なぜそれが機能するのか」 構造とは:「それは他の何とどう繋がっているのか」 例えばSNS運用、価格設計、人材採用… どれも業界や分野が違っても、原理と構造を理解していれば応用可能です。...
自分というプロジェクトを設計する
多くの人は、会社や他人のために膨大な時間を使います。 しかし、自分自身の人生に対して“戦略的に設計している人”はほとんどいません。 行き当たりばったりの努力。 反応的なキャリア選択。 毎日忙しくしているのに、「どこに向かっているのか」が見えない。 これは、努力不足ではなく構造不足です。 人生はプロジェクトです。 そのオーナーは、他でもない「自分」しかいません。 ✔︎ 今どこにいるのか ✔︎ どこへ行きたいのか ✔︎ そのために何を伸ばし、何を削るのか これを定義せずに動くことは、 設計図のない建設工事と同じです。...
選択とは、何を捨てるか
人は常に、限られた時間と資源の中で意思決定をしています。 選ぶという行為は、実際には何かを捨てる構造と表裏一体です。 やることを増やすだけでは、選択とは言えません。 本質的な選択とは、同時に「やらないこと」を明確に定義することです。 選択の精度は、放棄の精度によって決まります。 成果が出ないのは、努力の不足ではなく、 手放すべき領域を明確にしていないことがほとんどです。 「やることリスト」の前に、 まず「やらないことリスト」を設計してください。 それが、機会コストを扱うということです。...
福利厚生は誰のもの?
「もっと福利厚生が整ってる会社に行きたい」 「有給も交通費もちゃんとしてる会社が羨ましい」 「忘年会まで自己負担なんて…、うちの会社は社員への還元が足りない」 そう思う前に、一度だけ考えてみてください。 福利厚生は、誰のものですか? 聞こえは「会社からの優しさ」かもしれませんが、 本質は違います。 福利厚生とは、あなたの報酬の一部です。 一部は現金で支払われ、 もう一部は制度や補助という形で渡されているだけ。 「もらえるもの」「与えられるもの」だと思っている限り、 視点はいつまでも受け身のままです。...
積み重ねこそ唯一の近道
あなた、ちょっと焦ってるでしょう? SNSを見ていると、「年収1000万」「年収1億」なんて言葉が目に入ってくる。 プールサイドで腕を組んだ誰かが、「君にもできる!」「人生一度きり、好きなことで生きよう!」と煽ってくる。 そして、極端な成功例ばかりが流れてきて、 「自分もできるかも」「今動かないと置いていかれるかも」 そんな気持ちになってくる。 そうだよ、やればできる。 時代に乗り遅れたくない。 そう思って、焦りがどんどん膨らむ。 コツコツやるはずだったあなたは、「今しかない!」と一発逆転に賭けようとする。...
Z世代に効かないマネジメント三種の神器
Z世代のマネジメントに悩んでいる40代・50代の経営者へ。 耳が痛いかもしれませんが、はっきり言います。 今までのやり方は、もう通用しません。 「最近の若い子はね…」なんて言ってるうちは、時代に淘汰されるのはあなたの方です。 理由はシンプル。 時代が進んでいるのに、マネジメント論だけが昭和のまま。 かつては、恐怖支配・高給誘惑・忠誠心縛りという“3大術”で人を動かしていました。 1. 恐怖支配 昭和世代は「仕事を失う」ことが恐怖だった。 理不尽もパワハラも耐えるのが当たり前だった。 でも今の若者は違います。...
嫌われる勇気が、信頼を生む
「どういう幹部が欲しいですか?」と聞かれたら、私はこう答えます。 “嫌われる勇気を持った人”です。 「部下に嫌われたくない」 「愛される上司になりたい」 その気持ちは分かります。 私も、人から尊敬されるのは嬉しい。 でも、仕事の判断基準にはなりません。 ゴマをすられたら気分は良い。 反論されたらムカつくこともある。 だけど、大事な仕事を任せるのは、後者です。 経営者が幹部に求めるのは、 言うべきことを言うこと。 やるべきことをやらせること。 好かれるかどうかではなく、目的に対して行動できるかどうかです。...
これから生き残る人の条件
「あなたは必要とされている人ですか?」 この質問に、即答できますか? AIの普及によって、日本では2025年以降、労働人口の49%が職を失うと言われています。 そんな時代を生き抜くには、今のうちに“必要とされる人”になっておくしかありません。 そのための考え方を3つお伝えします。 ①リスクを負える人になるか、価値のある人になるか。 起業したいなら、必要なのはスキルでもお金でもない。 “リスクとの向き合い方”です。 わからないなら、まずは価値あるサラリーマンを目指してください。 ②経営者思考を学ぶ。...
人生の中で本当に生きている時間は何日?
「人の寿命は1000日しかない」と聞いたら、どう思いますか? 人生80年で3万日あるけど、実際に“命と向き合って生きている時間”はそれくらいしかないんです。 若い頃の無知、老後の衰えを引けば、残るのは1万日程度。 睡眠で3分の1が消えて、残りは3000日。 さらに、食事・入浴・移動・テレビ・スマホ…日常の習慣でまた半分が消える。 残るのは約1500日。 そして、落ち込んで何もできない日、ぼーっとする日だってある。 最終的に、本気で "命と向き合える時間”って1000日もないんです。...
人生をつくるのは「材料」と「式」
4+5=? 答えは9。 じゃあ、この9が“あなたの人生”だとしたら、4と5は材料、+は計算式です。 材料とは、あなたがこれまで受けた教育、付き合っている人、所属している場所、読んでいる本。 目で見たもの、耳に入ったもの、全部が“人生の材料”です。 より良い人生にしたいなら、まず材料の質を変えること。 4を6にして、5を8にしたら? 6+8=14。 ちゃんと増えるんです。 でも同じ材料を持っていても、成功する人と失敗する人がいる。 その差は「計算式=マインド」です。 4+5は9だけど、4×5なら20。...