マネジメントに正解はありませんが、基本的な大きな要素はこの3つに尽きます。

①思いで引っ張る
②制度で挟む
③文化で囲む

これらすべてをやってくださいというわけではなく、フェーズに応じて使い分けることが重要です。

たとえば、思いで引っ張れる段階では評価制度は不要ですし、人数が少ないうちは企業文化を強く求める必要はありません。

企業が大きくなり、心の報酬だけでは引っ張れなくなったときには、制度や文化が必要になります。

間違っても大手のような人事評価などは標準スペックだと思わない方がいいですね。

なぜ企業は大きくなるほど利益率が下がるのでしょうか?

「管理コスト」

教育、研修、評価、管理などに時間とお金がかかります。
これらの費用対効果はかなりポイントとなります。

だから管理コストのコントロールは勝負の鍵となります。

企業として負けないためには社長の意志と器量次第ですが、
勝てるかどうかの鍵を握っているのは中間管理職です。

会社を大きくすれば良いというものではないです。

どのような会社にしたいのか。
その選択により、オーナーとしてのライフスタイルはどう変化するのか。
これらを事前にしっかりと考えておく必要があります。

レースと同じで、
勝負の鍵は直進時のアクセルの踏み方ではありません。
曲がり角のブレーキの踏み方です。

人間の「思い込み」は諸刃の剣。
「自信」にもなるし、一歩間違うと、「勘違い」にもなります。

世の中の非常識は華僑の常識。華僑Jでした!