華僑Jビジネス日記


華僑Jの日々の気づき


努力は技術

努力は技術

努力はもともと好きではありません。 自分から積極的に動くタイプでもないからです。 でも、ここぞという時には必ず必要だと思います。 努力は一つの技術だと考えています。 言語を学ぶのと同じようなものです。 私も最初に日本語を覚えて、日常生活ができるようになるまでとても大変でした。 でも、その努力がずっと続くわけではありません。 ある程度日常会話ができるようになると、努力の量はぐっと減っていきました。 努力も、どこで集中して行うかが大切です。 最初が一番辛く、多くの人がそこでつまずいてしまいます。...

プレイヤーからマネージャーになる時の注意点

プレイヤーからマネージャーになる時の注意点

スポーツの世界では、選手からコーチになる時に、相手がボールから人に変わります。 変わったのは2つ。 行動の対象と結果の出し方です。 今までは自分が結果を出せばよかったけど、これからは他人を通して結果を出さないといけません。 この2つのルールが変わったことを理解しなければならないのです。 では、どう解決するのか?ポイントは2つです。 ①業務の内容の標準化 自分が出してきた結果を言語化し、教科書を作ることです。 ②メンタルのケア どうすれば相手の心をケアできるかを考えることです。目的は、相手に結果を出させるためです。...

素直さは人間最大の知恵

素直さは人間最大の知恵

最近、会社で「人材採用で一番大事にすることは何か?」という話題がありました。 私が大事にしているのは「素直さ」です。 素直さとは、「あらゆる刺激を受け入れる力」のこと。 この力は3つに分けられます。 1.環境の変化 会社の方針や方向性に従って行動していく中で、環境が変わることもあります。 その変化に対して、柔軟に対応できる素直さがあるかどうかが重要です。 2.他人の意見 成長するためには、自分に足りない部分を認めて、他人の意見を素直に受け入れることが必要です。聞く耳を持ち、前向きに吸収できるかがポイントです。 3.自分...

管理職の面接、何を聞きますか?

管理職の面接、何を聞きますか?

採用の失敗は、後からの教育でカバーするのは難しいです。 社員が入社してから「思ってたのと違う…」と苦労するケースも多いです。 だからこそ、採用の時にどれだけ時間をかけるかが大事なんです。 希望年収や実績などを質問することは多いですが、それだけでは本音を引き出せませんし、判断材料としても十分ではないことが多いです。 実績だって、本人の力なのかチームの力なのかも分かりにくいですよね。 じゃあ、どうやってその人を判断するか? 8つの質問をしてみましょう。 1.部下全員から「仕事を辞める」と言われたら、どう対応しますか?...

新しいチームを作るときの注意点

新しいチームを作るときの注意点

紙に書かれていることがルールじゃないし、上司が言ったことがルールでもないです。 実は、新人が見たものがルールになるんですよね。 どんなに綺麗な言葉を使っていても、実際にやってることが違うと、新人はその行動を基準にしてしまいます。 たとえば、宅急便が来たときに「取りに行って」と新人に頼むと、「あ、末っ子が取りに行くんだな」って思うわけです。 すると、その新人が先輩になったとき、自分も同じように新人に「取りに行って」って言うようになります。...

人材を育てるコツ4選、ネガティブワードの深堀

人材を育てるコツ4選、ネガティブワードの深堀

部下が成長するタイミングって、こんな4つのサインでわかります。 部下がこんなことを言ってきたら、こう対応してみてくださいね。 1.「できない」と言ってきたら → 練習させる 「できない・できる」は能力の問題ですが、練習を重ねることでできるようになります。実際に行動させて、スキルを身につけさせることが大事です。 2.「無理」と言ってきたら → ちょっと追い込む 「無理」って、実は挑戦するのをやめている状態です。 人って、追い込まれると意外な力を発揮するもの。...

正解を見つけるための3大ポイント

正解を見つけるための3大ポイント

議論の場では意見の衝突が起こりやすいですが、成果を出す人とそうでない人の違いは何でしょうか? 世の中で最も難しいことは2つあります。 一つは他人のお金を自分のポケットに入れること。 もう一つは自分の考えを相手の頭に入れることです。 人間は能力が高くなるほど、他人の考えを受け入れるのが難しくなる傾向があります。しかし、成長を望むなら、次の三つのポイントを心に留めておくことが重要です。 ①「もし相手が正しかったら?」と考える 意見が違うとき、議論になりがちですが、この時、いかに自分の観点が正しいかを相手に説得しようとしていませんか?...

自律は嘘?欲望に勝つ方法

自律は嘘?欲望に勝つ方法

「人間は自律できるか?」という問いに対して、私は「自律は幻想だ」と考えています。 人間の本能は欲望と強く結びついていて、理性は意志とつながっています。 しかし、本能と理性、欲望と意志は常に闘っているのです。 そして、最終的には人は本能や欲望に勝つことはできないと思います。 たとえ一時的に勝ったとしても、それは持続的ではありません。 だからこそ、自律はできないと考えるのです。 しかし、私の答えは、別の方法で欲望に対処することです。 それは「もっと大きな欲望を持つこと」です。...

ビジネスは自己責任

ビジネスは自己責任

「夢追い人」と「経営者」の違いについて、集客に不安があるのであれば、起業は避けた方が良いと思います。 両者の考え方は明らかに異なります。 たとえば、映画館の近くにお店を構える場合、夢追い人は昔からやりたかった「釣具屋さん」を始めようとします。 一方で、経営者は事前にリサーチを行います。 映画館に来るお客様はどんな人たちなのか? 人数や年齢層はどのようなものか? リサーチの段階で可能性が見えたら初めてお店を開くのです。 集客に不安があるということは、こうしたリサーチが不足している証拠です。...

ビジネスの再現性

ビジネスの再現性

ビジネスで成功する人と失敗する人の違いは何でしょうか? それは、一度成功したプロセスを再現できるかどうかだと思います。 誰でも一度は結果を出すことができます。 その結果が出たときに、そのプロセスをきちんと解釈できているか、そしてもう一度再現できるかが重要です。 成功には二種類あると考えています。 ひとつは「偶然の成功」、もうひとつは「必然の成功」です。 「これが欲しい」と狙って結果を出すことができる人は、必然の成功を手にしています。 ビジネスを長く続けている人は、この必然の成功を行っています。...

因縁とビジネス

因縁とビジネス

最近読んでいる禅の本には、「因」は今世、「縁」は前世のことを指すと書かれています。 2人が出会えるのは、前世の行いが今世に影響を与えているからだとも言われています。 今この瞬間が未来を作っているのです。 つまり、今得たものは今の努力の結果ではなく、過去の行いによるものです。 ビジネスにおいても、調子が良いときに油断してはいけません。 今やっていることが正しいからうまくいっているのではなく、過去の信頼や積み重ねが今の成果やリピートに繋がっています。 ビジネスにおける因果関係や時間軸がどう現れてくるのかを考えることが重要です。...

コミュニケーション能力の本質

コミュニケーション能力の本質

コミュニケーション能力とは、単に会話を回すことだけでしょうか? 実は、それよりももっと本質的なものがあります。 それが「価値提供」です。 自分の価値を相手に提供し、同時に相手の価値を引き出すことです。 相手が得意なことに興味を持ち、時にはリサーチをしてみる。 そして、そのテーマに対して質問を投げかけることで、相手の考えや意見をどんどん引き出せます。 相手にたくさん話してもらうと、相手は満足しますし、自分もそれを聞いて学び、満足感を得ることができます。...

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