職場の人間関係について相談を受けることが多いので、少し感じたことを共有します。 まず、傲慢と自信の違いについてです。 身の丈に合っていないことを自慢するのは「傲慢」でしょう。 自分の立場や肩書、立ち位置を誇示したい人や、マウントを取りたい人がよくやりがちです。 そこには、主観の承認欲求が見え隠れします。 一方、「やれる」「できる」というのは「自信」です。 自信は何かを成し遂げる能力や行動に対する確信です。 「根拠のない自信」と言われることもありますが、それには裏付けとなる能力や行動力があるからこそ、客観的な事実として成立します。...
華僑Jビジネス日記
華僑Jの日々の気づき
負けない戦い方の真髄
今年も残り12日! あと288時間、17,280分、1,036,800秒。 この時間を無駄にしないようにしましょう! 負けない戦い方の真髄は、 みんなが走らない時、 みんなが油断する時、 みんなが「少し休んでもいいかな」と思う時に、 全力で走り切ることです。 こういう時だからこそ、他者と差をつけるチャンスです。 「来年から」なんて言わず、 今やるべきことをコツコツ積み重ねましょう! ラストスパート、駆け抜けましょう!...
タイミングを掴む力
焼鳥をたくさん食べたけれど、まだ飲み足りない。 お肉や油ものは美味しいけれど、これ以上はちょっと重いな……。 そんな時に出された胡瓜が、最高に「やばい!」 でも、よく考えると胡瓜そのものが特別美味しいわけではありません。 油に飽きたという絶妙なタイミングだからこそ、美味しく感じたのです。 ビジネスも同じで、 「天の時、地の利、人の和」の中で、「天の時」はまさにタイミングを意味します。 ビジネスに参入するタイミング、投資をするタイミング、人脈を作るタイミング、新しいサービスをリリースするタイミング、全てにおいてタイミングが大切です。...
本当の敵と味方はどっち?
冬、大雪が降り、小鳥は寒さで凍え死にそうになっていました。 そこに牛が歩いてきて、小鳥の上に糞をしました。 牛糞の暖かさのおかげで、小鳥は息を吹き返しました。 しかしその時、狼が現れました。 狼は牛糞の中から小鳥を取り出し、綺麗にして…… そして食べてしまいました。 この話の教訓は何でしょうか? 「あなたに糞をかけた人が、必ずしもあなたを陥れようとしているわけではない。」 「あなたを糞から引っ張り出した人が、必ずしもあなたを救うわけではない。」 褒め言葉だけでは生きていけません。...
感動を忘れた大人たちへ
「也太奇」(やたいき)という言葉を思い出しました。 「也太奇」とは、何かを見たり、何かが起こったときに、思わず口から出てしまう感嘆符のようなものです。 年齢を重ねると、経験によって何を見ても「どこかで見たことがある」と感じたり、どこかへ出かけても「初めてではない」気分になることがあるかもしれません。 時には、感動する力が経験によって弱くなってしまうこともあるでしょう。 しかし、柔軟な心があれば、子供のように落ち葉の山に飛び込む――そのような、ある人にとっては他愛もないことでも楽しみ、感動することができます。 ルール、責任、義務……...
心を整える4つの知恵
この時期、作業に追われたり、危機に陥ったり、心配に飲まれたり、心が乱れる人が多いかもしれません。 そんな時に参考になれば幸いです。 1.「物来顺应(ぶつらいじゅんのう)」 起きた出来事には、真摯に向き合えばいい。 時代の流れは止められないし、発生したことを取り消すこともできません。 だから、慌てず、逃げず、落ち着いて対処しましょう。 風車は風に文句を言わず、風の力を借りて回転するスピードを変えるだけです。 2.「当時不雑(とうじふぞう)」 今に集中することが大切です。 やることが多い時ほど、ひとつにフォーカスしましょう。...
引き算のコミュニケーション術
優柔不断で機会を逃したことはありませんか? 実は、ある4つの熟語を理解すれば、人生の9割の悩みが消えるかもしれません。 「詰める作業」をやっていますか? TikTokだけでなく、ブログ、DM、ポスター、社内マニュアルなど、 どんな媒体でも大切なのは「どうしたら苦痛なく読んでもらえるか」です。 読まれて当たり前だと思わず、 無駄を省き、丁寧に伝える工夫をしましょう。 コミュニケーションは「引き算」が大事です。 伝えたいことがしっかり届くように、無駄を削ぎ落とし、シンプルに伝えましょう。...
顧客インサイトの本質
同じくリピートを増やしたいという目標でも、どんな作業をしないといけないのかは全然違います。 ▼Aさんのケース メリットで来た顧客を、信用でリピートする顧客に変える。 メリットから信用へのシフトが必要です。 ▼Bさんのケース 応援で集めた顧客を、メリット(商品への関心、興味、商品の必要性)に変える。 信用からメリットへのシフトが求められます。 大事なのは、現象から本質を見ること、言動から心理を理解することです。 ビジネスの本質は「人」です。 顧客インサイトを理解すると、施策とタイミングの精度が上がります。...
経営者の心構え
いろんな方の相談に乗っています。 「変化したいけど、改革は難しい」そう感じている方が多いです。 背中を押してくれる人がいない経営者の背中を、私は押します笑 激変の時代、変化は必要です。 「このままでは組織はダメだ」と感じていませんか? 現状維持の延長線上に、もう道がないとわかっているのではないでしょうか? 周りが目をつぶっても、経営者だけは現実逃避するわけにはいきません。 改革には気力と覚悟が必要です。 でも信じる道があるなら、先延ばしする理由はありません。 禅語に「直心是道場(じきしんこれどうじょう)」という言葉があります。...
人を動かすための3つの動
言うことを聞かない部下で悩んでいるなら、人を動かすには三つの「動」を覚えましょう。 例えば、部下に結果を出させたい場合、ほとんどの人は「動作」に注目します。 動作を管理したい気持ちはわかりますが、まず大切なのは「動機」です。 誰のために働くのか、その問題をはっきりさせなければいけません。 部下のキャリアプランと会社のビジョンをどう連結できるか、これは非常に重要です。 難しいですが、できれば効果は絶大です。これが1つ目の「動」、つまり「動機」です。 2つ目の「動」は「動力」です。 これは制度や仕組みの問題です。...
整理・整頓・清潔の本質とは
整理・整頓・清潔が大事だと言われますが、なぜ綺麗な場所にいると人は気分が良くなるのでしょうか。 その本質は「情報量」にあります。 私たちの脳は常に情報処理をしています。 五感から莫大な情報が飛び込んでくる中で、脳が最も大変なのは、その情報の混乱を整理することです。 「脳の負担を減らし、情報量を減らす」という視点で整理整頓清潔を考えると、とても効果的です。 環境を整えることの本質は、精神力や集中力を節約することにあります。 この貴重なエネルギーを、富や幸福を創り出す活動に使うことが重要です。 結局、学びと同じで、引き算が大事ですね。...
情報発信は丁寧さが鍵
あなたの情報配信は、相手にしっかり届いていますか? なぜ届かないのか。 その理由は、情報の届け方が丁寧でないからかもしれません。 丁寧さとは何でしょうか? それは、自分が何を言いたいかを優先するのではなく、相手が何を聞きたいかに変える工夫をすることです。 その中でも特に大事なのが、情報の「届け方」です。 例えば、なぜショート動画が流行っているのでしょうか? なぜ華僑Jがショート動画が最も効果的な集客方法になると断言しているのでしょうか? その理由は簡単です。 人は面倒くさがりだからです。...