論語から学ぶ経営哲学:木は本(もと)から

論語から学ぶ経営哲学:木は本(もと)から

今回は、【論語から学ぶ経営哲学:木は本(もと)から】というお話しをします。 論語の中に、 —–+—–+—– 【君子務本、本立而道生】 君子は本を務む。本立ちて道生ず 。 —–+—–+—– という言葉があります。 ㅤㅤ 私なりに解釈すると、 —–+—–+—–...
矛盾を理解する人は成功と幸せを手に入れる

矛盾を理解する人は成功と幸せを手に入れる

今回は、【矛盾を理解する人は成功と幸せを手に入れる】というお話しをします。 論語の中に、 【人不知而不慍 、不亦君子乎】 人知らずしてうらみず、 また君子ならずや という言葉があります。 ㅤㅤ 私なりその意味を解釈すると、 ㅤㅤ 人に認められようが認められまいが、そんなことを気にしてはいけない。 ㅤㅤ 君子というものは、そういうことにこだわらない人のことである。 ㅤㅤ つまり、 —–+—–+—– 他人の評価を気にしないで、自分軸を保つこと。...
【マネジメント】強みを活かしたいなら、弱みを受け入れよう

【マネジメント】強みを活かしたいなら、弱みを受け入れよう

私の経営論は、孫子兵法がベースとなっています。 そこに記されている、 ㅤㅤ ・自分を知る ・相手をしる ・戦い方を知る ㅤㅤ このことが、孫子兵法の根底にある神髄です。 ㅤㅤ 前回は【自分を知る】の部分にフォーカスしてお話ししましたが、 今回は【相手を知る】の部分にフォーカスしてお話ししたいと思います。 ━━━━━━━ 循環の波 ━━━━━━━ 昔はオールマイティーな人が求められていましたが、今は人の強みを活かすという風潮が出てきました。 ㅤㅤ でも実際にはそう出来ていない事が多い。 ㅤㅤ なぜか? ㅤㅤ それは、強みを活かす前に...
自分を知る、自分の使い方を知る。

自分を知る、自分の使い方を知る。

私はこれまでに、自己分析を通じて【自分は何者か?】を知る事が大切だと繰り返しお伝えしてきました。 それは、【自分の使い方】を知る事に繋がるから。 ㅤㅤ 実は、華僑には【門(もん)】という、 【自分や他人の特徴を知り、活用する為の】秘術が存在します。 ㅤㅤ 今回はその【門】についてお話ししましょう。 ㅤㅤ ━━━━━━━ 華僑の秘術 門(もん) ━━━━━━━ ㅤㅤ ◇門の目的 ㅤㅤ この秘術の目的は、各個人の【特性を理解】した上で、 ㅤㅤ 【人付き合い】 【組織運営】 ㅤㅤ に活かすこと。 ㅤㅤ そして、 ㅤㅤ 【物事を解決】し、...
思考を記録し、自分の読者になれ

思考を記録し、自分の読者になれ

私は自分を客観視する為に、定期的に自分に投げかける質問があります。 ㅤㅤ それは、 ㅤㅤ ・あなたは誰? ・どこに向かっているの? ㅤㅤ というもの。 ㅤㅤ その時にはもう一人の自分がいて、空中から自分を俯瞰して見ています。 ㅤㅤ もしもドヤっていたり、調子に乗っていたりという、悪い状態に陥っていたとしたら気づく機会となり、そんな自分にリセットをかける事ができます。 ㅤㅤ それとは別に、もう一つ自分を客観視する為にしている事があります。 それは、 ㅤㅤ 【思考を記録し、自分の読者になる】という方法です。 ━━━━━━━...
【百戦百勝】をディスってみた!

【百戦百勝】をディスってみた!

凄い事の代名詞!【百戦百勝】をディスってみた! 実はこれ、孫子が先にやってます(笑) 私なりの解釈をしながら、説明しますね。 ㅤㅤ 孫子はこう言っています。 ㅤㅤ 【百戦百勝は、善の善なる者にあらざるなり】 ㅤㅤ 私なりに解釈すると、 ㅤㅤ 「百戦百勝?そんなのちっとも褒められたものではない。むしろ非常に危うい考え方である。」 ㅤㅤ となります。 ㅤㅤ ━━━━━━━ 百戦百勝の危うさ ━━━━━━━ ㅤㅤ 人は、プラスの事に気を取られ、マイナスの要素が見えなくなる事があります。 ㅤㅤ 例えば【百戦百勝】 ㅤㅤ...